メディカルケアセンターファイン

熊本市東区三郎にある病院『メディカルケアセンター ファイン(回復期病棟、緩和ケア病棟)』のBLOGです。

2014年04月

先日「画像診断に必要な脳の解剖」というテーマで前原先生が勉強会を開いてくださいました。
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脳の機能局在など基本的な内容から中々リハビリの分野では学ぶことの出来ないマニアックな内容まで幅広く教えて頂きました。
また、今回はレントゲンやCT、MRIなどの画像を用いて教えて頂けたので、現場ですぐに活かせる知識となりました。
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脳疾患のリハビリを実施する中で画像診断はとても重要ですが、多くのリハスタッフが苦手な分野でもあります。症状の予後を予測をする上で大きな割合を占める分野でもあり、しっかりと知識をつけることでリハビリの効果を上げることが期待出来るので、更に良いリハビリを行うために継続して勉強しようと思います!
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今回は、ちょっとした豆知識を説明したいと思います!
 現在、介護予防や医療の分野でビタミンDの研究が進んでいます。
特に今、注目されているのがサルコペニアに対するビタミンDの効果です。今までカルシウムの骨沈着を促進する働きは知られていますが、最近はビタミンDを摂取することで筋肉のたんぱく質合成を促進する働きがあると言われています。
 ある研究では「ビタミンDを摂取したグループでは転倒件数が減った(運動を併用)」との報告もあり、筋量が増えれば転倒も減る!単純ですが実際に筋量を増やすのは簡単なことではありません。
 ちなみにビタミンDを体内に取り入れるには日光浴などが有効らしく、食材ではしらす干しやいわし、鮭などに多く含まれているそうです!
 皆さんも参考にして頂けると嬉しいです。ですが!何事も取り過ぎは良くないので過剰摂取には注意しましょう!

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