2014年06月
緩和ケア病棟 おやつとボランティアさんの活動♡
症例検討会報告 「評始評終」
セラピスト業界には「評価に始まり、評価に終わる」という言葉があります。治療を行う上で、検査・評価は基本であり、非常に重要な役割を占めます。優れた治療技術を持ったセラピストでも検査・評価が不十分であれば治療成績を得る事は出来ません。
そこで!!
今回は当院のPTより「徒手筋力検査(MMT)及び関節可動域検査(ROM-T)における検査・評価期間の検討」というテーマで症例検討会が行われました
簡単に説明します
入院後1ヶ月にわたって下肢、体幹のMMTとROM-Tを実施し、変化の推移を見た結果、全体的に入院後3週までの変化が非常に大きく4週目以降では変化が乏しくなる傾向にありました
もちろん個人差、疾患の差等ありますが、入院あるいは発症後1ヶ月の評価が非常に重要!という事が示唆される内容でした!
今回、発表して下さったS先生曰く、「治療技術に目が向きがちで、検査・評価は疎かになりやすい。適切な訓練をするには毎日評価をする必要がある。」とのことでした
当院では週に2回の症例検討会を行っています。興味深い報告があったらまたアップしたいと思います